法人スマホを活用することによって、業務効率向上、生産性向上に繋げやすくなります。
とはいえ、一度に大量のスマホを購入するとなると、かなりの費用がかかります。
そんな時は、法人スマホのレンタルを検討してみましょう。
この記事では、法人スマホをレンタルするメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
法人スマホレンタルって一体何?
法人スマホレンタルには、
・端末のみレンタル
・SIMカードのみレンタル
・端末、SIMカード両方レンタル
など、いくつかの種類があります。
法人スマホをレンタルすることによって、イニシャルコストやランニングコストを抑えやすくなるため、
・試験的に導入したい
・一定期間だけスマホを用意したい
という場合におすすめです。
法人スマホレンタルのメリットは?
では次に、法人スマホレンタルのメリットについて詳しく見ていきましょう。
コストを抑えられる場合がある
法人スマホをレンタルすることによって、購入するよりもコストを抑えられる場合があります。
というのも、レンタルの場合は初期費用も掛かりませんし、機種代もかからないことが多いです。
また、レンタルの場合は購入時よりも基本料や通話料が安く設定されていることもありますので、合計費用を抑えやすくなります。
資産にならない
「資産にならない」
と聞くと、一見マイナスの要素に見えてしまいますが、法人スマホを購入した場合は会社の資産になりますので、経費として計上する必要が出てきます。
そうなると、どうしても経理処理の手間がかかってしまうため、人的コストがかかりやすくなるのです。
しかし、レンタルのスマホの場合、所有権自体は契約会社が持っていることになりますので、経費処理をスムーズに行えるようになります。
トラブルが起こった際の費用と手間を削減できる
法人スマホをレンタルし、オプションを設定しておけば、故障やトラブルが起こってしまった際も無償対応してもらえる可能性が高くなります。
また、端末が完全に故障して作動しなくなった場合でも、短期間で新しい端末を用意してもらえるため、業務に支障が出にくいのです。
法人スマホレンタルのデメリットは?
では次に、法人スマホレンタルのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
違約金が発生することもある
法人スマホレンタルの場合、契約期間が決められているケースが多く、期間満了する前に解約をすると違約金を取られる可能性が高くなります。
違約金を支払う場合、購入するよりも多くのコストがかかってしまうケースがありますので注意が必要です。
期間終了後は返却義務が生じる
法人スマホレンタルというのは、あくまでも「借りている」という状態ですので、期間終了後は返却気味が生じます。
賃貸物件などと同じで、端末をなくした場合や、故意や過失によって傷つけてしまった場合は、1台あたり数万円の損害金を請求されるケースもあるのです。
故意によって傷つけるケースはほとんどないと思いますが、
・盗難
・水没
・落下
などは比較的起こりやすいと言えますので、慎重に取り扱いましょう。
法人スマホは購入した方がいい?レンタルがいい?
では次に、法人スマホをレンタルした方が良い場合と、購入した方が良い場合について詳しく解説していきます。
購入した方が良いケース
法人スマホを長期間利用する場合、様々なプランから自社にあったものを選びたい場合は、購入を選択した方が良いでしょう。
先ほども解説したように、法人スマホレンタルは、短期的に見るとかなりお得ですが、利用期間が長期に及ぶ場合は割高になる可能性が高いです。
また、レンタルの場合は料金を安く抑えている分、選択できるプランが少ない傾向にあります。
端末代を含む初期費用は掛かってきてしまいますが、長く使えば使うほどお得になりますので、どちらがお得になるかをしっかりと考えたうえで契約するようにしましょう。
レンタルした方が良いケース
法人スマホを短期間しか利用しない場合、とにかくコストを抑えたい場合はレンタルの方がおすすめです。
利用期間が数週間から数か月程度の場合は、初期費用をかけてまで端末を購入するメリットがありません。
また、端末の所有権が会社に移った場合の手間と人的コスト(経費処理等)を考えると、レンタルの方がお得になることもあるのです。
まとめ
法人スマホは、購入ではなく「レンタル」で導入することもできます。
レンタルを選択することによって、低コストで導入しやすくなり、万が一トラブルが起こった際も安心です。
・短期間しか利用しない方
・試験的に導入してみたい方
・コストを徹底的に抑えたい方
は、是非スマホレンタルを試してみてください。
ただし、スマホレンタルにもいくつかのデメリットがありますので、購入する場合との違いを徹底的に比較したうえで、自社に合った方を選択していきましょう。