法人スマホの契約を検討している方の中には、
「どのキャリアがいいの?」
と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。
法人スマホというのは、キャリア1つで料金や利便性が大きく変わってくるため、慎重に検討していかなければなりません。
そこでこの記事では、法人スマホにおすすめのキャリアと、自社に合ったキャリアの選び方について詳しく解説していきます。
法人スマホって何を基準に選べばいいの?
まずは、法人スマホを選ぶ基準について詳しく解説していきます。
大手キャリアか格安SIMか
法人スマホを選ぶ際は、
・大手キャリアにするか
・格安SIMにするか
ということから考えていきましょう。
大手キャリアには、
・品質が安定している
・転倒サポートを受けられる
・かけ放題が無制限になるケースが多い
というメリットがある一方、
・料金が比較的高い
・選択肢が若干少ない
というデメリットが生じてしまうケースもあります。
格安SIMの場合は、
・法人専用プランを用意している所が多い
・料金が安い
・プランが多い
というメリットがある一方、
・品質が不安定になることもある
・かけ放題に制限がかけられることもある
というようなデメリットもあるのです。
両者のメリット、デメリットをしっかりと理解したうえで、自社に合ったサービスを選んでいきましょう。
どのようなオプションがあるか
法人スマホの導入を検討している方の中には、
「通話をする機会が多いから、かけ放題があった方が良い」
と考えている方もいるでしょう。
そのような場合は、かけ放題プランのあるサービスを活用した方が良いです。
ただ、キャリアによっては、「通話料半額プラン」というようなオプションを提供しているケースもありますので、利用目的や頻度に合わせて選んでいくと良いでしょう。
支払方法にはどのような種類があるか
法人スマホを導入する際は、支払い方法にも注目する必要があります。
格安SIMの場合、支払い方法がクレジットカードに限定されるケースがあります。
銀行振込などに対応しているサービスは比較的少なく、
・カードがない
・諸事情によりカードを使いたくない
という場合は、大手キャリアを選んだ方が良いと言えるでしょう。
料金がお得になるのかどうか
法人スマホを導入する際に忘れてはいけないのが「料金」です。
法人専用プランがあったり、法人契約者のみに適用されるお得な割引等があったりする場合は、イニシャルコストやランニングコストを抑えやすくなります。
それぞれのキャリアで提供している割引や特典等が異なり、料金も違いが出てきますので、複数キャリアをしっかりと比較したうえで選ぶようにしましょう。
スマホを法人契約するならどこがおすすめ?
では次に、スマホの法人契約におすすめのキャリアをいくつか紹介していきます
ドコモ
ドコモには、
・5Gギガホプレミアム(月額7,315円)→データ無制限
・5Gギガライト(月額3,465円~6,765円)→1~7GBの間で使った分だけ支払う
などのプランがあり、自社に最適な形で契約しやすいです。
また、
・ビジネス通話割引→通話料が24時間定額になる
・ビジネスメンバーズ割引(月額187円)→毎月の料金が割引される
というようなオプションもありますので、法人契約には最適と言えます。
ソフトバンク
ソフトバンクには、
・メリハリ無制限(月額6,580円~)→データ無制限
・ミニフィットプラス(月額2,980円~)→1GB~3GB
・スマホデビュープラン(月額900円~)→3GB、5分通話し放題
など、たくさんの料金プランがありますので、
「無駄なコストをかけたくない」
と考えている方にも最適です。
また、
・準定額オプション(月額800円)→1回5分以内の通話が無料
・定額オプション→(月額1,800円)→24時間通話無料
などのオプションもありますので、通話頻度が高い場合でも安心して活用できます。
au
auの法人向けプランには
・ピタットプラン5G(月額2,178円~)→使った分だけ支払う
・使い放題MAX5G(月額5,000円~)→制限なし
というプランがあります。
また、電話基本パック(月額330円)に加入することによって、
・留守番電話
・3人通話
・迷惑電話撃退サービス
などを活用できるようになるのです。
mineo
続いては、格安SIMのmineoです。
mineoは、
・月500MBの場合→月額700円
・月3GBの場合→月額900円
・月10GBの場合→月額2,520円
と、非常にコスパが良いです。
また、SIMごとに利用端末を指定することができますので、不正利用の防止にも繋がります。
導入台数が多ければ多いほど、イニシャルコストやランニングコストがかかってきますので、
「とにかくコストを重視したい」
という方は、mineoを選んでみてください。
楽天モバイル
個人スマホとしても人気が高い楽天モバイル。
データ通信のみの場合、ベーシックプランを645円~利用することができますので、低コストで法人スマホを導入したいと考えている方に最適です。
また、縛り期間もかかりませんし、回線数やプランについては毎月変更できますので、利便性にも優れていると言えます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、音声通話SIMが780円~利用できますので、通話メインで活用したいと考えている方に最適です。
また、導入前に無料でお試しをすることができ、契約をした場合は最短2営業日で発送されます。
更に、管理者専用マイページがあり、
・紛失時の利用停止
・SIMカードの追加購入
・契約内容の確認
なども簡単に行えるのです。
UQモバイル
UQモバイルには、
・くりこしプランS(月額1,628円)→基本データ3GB、余った分は繰り越し
・くりこしプランM(月額2,728円)→基本データ15GB、余った分は繰り越し
・くりこしプランL(月額3,828円)→基本データ25GB、余った分は繰り越し
という3つのプランがあります。
また、通話オプション等もかなり豊富ですので、
「安く便利に使いたい」
と考えている方はぜひ検討してみてください。
Y!mobile
Y!mobileは、
・シンプルSプラン(月額1,280円)→データ3GB
・シンプルMプラン(月額2,280円)→データ15GB
・シンプルLプラン(月額3,080円)→データ25GB
という3つのプランがあります。
また、法人割や通話オプションなどのバリエーションが豊富です。
自社に合ったプランを選び、自社に合ったオプションを設定すれば、業務効率や生産性の向上に期待できるでしょう。
まとめ
法人スマホを契約する際は、キャリアごとの特徴や違い、メリットやデメリットなどをしっかりと理解し、自社に合ったサービスを利用することが大切です。
とはいえ、それぞれのサービスが魅力的なプランやオプションを用意しているため、悩んでしまう方もたくさんいます。
そのような方は、
・利便性重視
・コスパ重視
・品質重視
というように、こだわりポイントを1つ決めて、それに沿ってキャリアを選んでいくと良いでしょう。